農作業にバックホーの活用
もう12年も昔のことになりますが、田んぼの畦を作り直す事にしまして、
手作業で行うには中々の重労働になってしまう、何かいい方法はないかと思案しました。
そのとき利用したのがバックホーです。
近くにレンタルしてくれる会社はあったのですが使い方をどうにか習得出来ないかと調べてみたら操作方法のビデオが売られているのを見つけました。
当時はVHSのビデオテープでの販売でした。
内容は、
○ ミカン農家への農作業への活用例説明会
○ 安全な作業をするための講習会の様子
○ 基本的な操作方法の説明
といったものです。
自分の欲しかった情報は3番目の操作方法で、その映像を繰り返し見て実際の作業をイメージしました。
※もちろん安全な作業の説明も重要です!
借りたバックホーは軽トラックに乗せられるほどの小さなサイズを頼みました。
当時は1日借りて6,000円。そのほかに往復の運搬料が8,000円ほどかかりました。
レンタル会社の人に一応簡単な説明を受けてあとはビデオでみた知識だけを頼りに作業しました。
いきなり本番で当然考えていたようにはうまく出来ませんでしたが、それでもなんとか目的は果たすことが出来ました。
ようやくなれてきた頃には作業も終了と言うことですね。
使った感想は小さくてもやはりバックホー。当たり前かも知れませんがおぼつかない操作でもその仕事量は人間が行うよりもはるかに大きいのを実感しました。
今はこのビデオ、農山漁村文化協会が運営する田舎の本屋さんでネット販売されていますが、受注生産のようです。価格→6,480円
興味ある方はお試しください。
2017/12/17
このような書籍が出版されていました。
バックホーの選び方、使い方、活用例が紹介されています。
軽トラックについても活用例が紹介されていて興味深いです。
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トラクター耕起悩み解決
私は古い20馬力程度のトラクターを愛用しています。
クボタのGT3という型式です。
耕起する際、どうしても凸凹が出来てしまう悩みがありました。
直そうとしてもう一度やり直すと更にひどくなることも・・・。
大きなトラクターを所有している農家に一度きれいにやり直してもらおうかと考えておりましたところ、それを解決してくれるDVDを見つけました。
「稲作作業名人になる! 第3巻耕転・代かき 現場の悩み解決編」農文協です。
原因は尾輪を外して作業していたからでした。
知り合いから、尾輪は外しておいた方が畦際の作業がやりやすいぞ、という助言をそのまま聞いて実行していたのが間違いでした。
尾輪はやはり飾りではなかったのです。
ビデオの説明通り調整して耕起してみると、高性能のトラクターなみというわけにはいきませんがちゃんと平らに耕転出来るではありませんか。
ほかにもなるほどと思う改善策がいくつか紹介されています。
購入したときは高価に感じましたが、作業を委託していたかも知れないことを考えると充分元は取れています。
内容
○ わだちを消す爪配列
○ 低燃費・高速耕転法
○ 浅起こしの耕深調整法
○ 荒代の深さ調整法
○ 四隅・枕地を高くしない方法
○ 浮きワラをなくす入水法
○ ドライブハローで高低直し
○ 耕転・代かきの基本